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【釜山聯合ニュース】平昌冬季五輪の開催成功を願い、日本の運送会社社長が韓国と日本の国旗が描かれたトラックで韓国を訪問して3000万ウォン(約310万円)を寄付する意向を示し、話題を呼んでいる。
韓国の釜山本部税関は16日、韓国の国旗「太極旗」と日章旗が並んだ冷凍トラックが15日にフェリーで釜山に到着したと伝えた。
トラックを運転するのは、静岡県の運送会社「梅久運輸」の田形昌之社長。釜山に到着した田形氏は「平昌冬季五輪の成功のためにこのトラックに乗って平昌まで行き、寄付したい」と税関職員に申し出て、職員と一緒に平昌に向かった。
聯合ニュースの取材に対し田形氏は「32年間両国を行き来しながら冷凍マグロを運送する仕事をした」とし、韓国と日本を行き来した自身のトラックに乗って直接平昌に行き、寄付金を渡したいと説明した。
田形氏は1988年に開催されたソウル五輪の際にも300万円を寄付しており、当時も釜山からソウルのオリンピック会館までトラックを運転して寄付金を届けた。
田形氏は「政治的に日韓関係が良くなくても、同伴者であり隣人である両国の民間交流は続けなければならない」とし、「自負心を持って韓国と日本をつなぐ橋の役割を果たしていきたい」と力を込めた。
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