【中央時評】 イヴァンカと金与正(キム・ヨジョン)の「平昌出会い」を夢見る~夢見なければ奇跡は起こらない[01/12]at NEWS4PLUS
【中央時評】 イヴァンカと金与正(キム・ヨジョン)の「平昌出会い」を夢見る~夢見なければ奇跡は起こらない[01/12] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
18/01/12 16:10:52.46 CAP_USER.net
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▲金与正(キム・ヨジョン)とイヴァンカ
イヴァンカと金与正(キム・ヨジョン)、2人が平昌(ピョンチャン)で遭遇する可能性があるという推測性報道に接した時、事実と虚構をもっともらしく混ぜ合わせた「小説」だと考えた。ドナルド・トランプ米大統領の長女でホワイトハウス選任顧問であるイヴァンカ、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の妹で党政治局候補委員である金与正…。2人の女性実力者の出会いの可能性は希薄だ。トランプと金正恩が戦争危機が漂う韓国に自身の血縁を送るのは賭博に近い。ところで、このでたらめな虚構が少しずつ事実の枠組みを築いている。
端緒はトランプが切った。彼は4日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領との電話会談で「平昌冬季オリンピック(五輪)に家族を含む高位代表団を派遣する」と述べたが、「家族」という表現を使った。マイク・ペンス副大統領夫婦が代表団を率いることにしたが、家族は未定だ。トランプがイヴァンカを代表団の一員として派遣する案を議論したとロイター通信は伝えた。イヴァンカの確率が高いということだ。
私はイヴァンカの平昌訪問を待ちこがれている。イヴァンカは韓米同盟の象徴になることができる。平昌は南北が銃砲で対立する非武装地帯(DMZ)からわずか数十キロメートル離れたところにある。愛する長女をこのような危険地域に送りだす行為より同盟を誇示する強烈なジェスチャーがほかにあるだろうか。中国の習近平国家主席や日本の安倍首相がいない状況で韓国民に対するトランプの誠意は際立つだろう。
イヴァンカは反転のカードだ。北朝鮮に傾くスポットライトを分散させる効果がある。イヴァンカはフェイスブック、ツイッター、インスタグラムに1500万人余りのフォロワーをもつセレブリティでもある。昨年11月、日本訪問で確認した「イヴァンカブーム」は彼女の「商品性」を立証した。経済力・容貌・権力をすべて兼ね備えたイヴァンカのスター性を考えると、北朝鮮の宣伝・扇動は色あせる可能性がある。平昌のイヴァンカを北朝鮮が意識しないわけにはいかない理由だ。
金正恩は新年の辞で「同族の慶事(平昌五輪)を一緒に喜んで互いに助けるのは当然なこと」と述べた。また、選手団の他にも高官代表団、応援団、芸術団などを送ることにした。「高官代表団」に注目する必要がある。金正恩の意向が込められているため、重みのある核心勢力を送る可能性が高い。崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党副委員長など団長であれ、誰であれ、関心は金与正に注目される。金正恩の夫人、李雪主(リ・ソルジュ)が学生時代だった2005年9月に仁川(インチョン)アジア陸上選手権大会に応援団として訪問したことがある。金与正が韓国に来れない理由はない。
(中略:二人の略歴及び北朝鮮の本音)
イヴァンカと金与正にとって平昌は国際的な認知度と経歴を積める絶好の舞台だ。2人の女性が出会って「オリーブの枝(olive branch)」を分け合い、平和と和解を訴える絵を想像してみたい。このような場面を演出することさえできれば、平昌五輪は「地上最大のショー」になるだろう。当然、韓半島転者論も力を得ることになる。
外交は「可能性の芸術」と言われている。1970年代、ピンポン玉一つが米国と中国の修交に口火を切ったように平昌五輪を媒介に新しい歴史を書くことができる。夢見なければ奇跡は起こらない。先制的にイヴァンカと金与正を招待する文大統領の想像力、トランプと金正恩の思い切った決断を期待する。それが疾走する戦争危機を食い止める一つの方法になり得る。
コ・デフン/首席論説委員
ソース:中央日報/中央日報日本語版【中央時評】イヴァンカと金与正の「平昌出会い」を夢見る
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