17/10/28 04:26:09.43 CAP_USER.net
中国・米国市場での販売不振に苦しむ現代自動車が新車を投入して反転を狙う。チェ・ビョンチョル現代車財経本部長(副社長)は26日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)の本社でカンファレンスコールを開催し、2大市場での戦略について話した。
今年の実績不振の主な原因に「米国・中国自動車市場の成長が弱まった点と非友好的な経営環境」を挙げたチェ副社長は、米国市場での販売回復のために「年内に小型SUVのコナを投入する」と明らかにした。米国市場でSUVラインナップが不足しているという指摘に対応したのだ。
また、チェ副社長は2018年に中型セダン「ジェネシスG70」、中型SUV「新型サンタフェ」、「コナ」の電気自動車、次世代燃料電池自動車などの新車を米国市場に出す計画も明らかにした。
さらに米国の消費者を引き込むために画期的な消費者保証プログラムも導入する。このプログラムは、消費者が自動車購買後に気に入らない場合、3日以内に代金全額の払い戻しを受けて車を返却できるという内容を含んでいる。
チェ副社長は「次世代アシュアランスプログラムは米国市場で現代車のブランド認知度を改善し、オンライン販売を強化するだろう」と述べた。
販売台数回復の兆しが表れている中国市場でも競争力の強化に取り組む。ク・ジャヨン現代車IR担当(常務)は「10-12月期に中国市場で販売する自動車ラインナップ全般の商品競争力を高める」と述べた。
ク常務によると、現代車は今年発売した小型セダン「オールニュールイナ」と中国戦略型小型SUV「ix35」の新車効果を最大化する。準中型SUV「ix25」は商品性を改善した車を出し、準中型SUV「ツーソン」に先端技術を大幅に適用したスペシャルエディションモデルを中国市場で販売する計画だ。
現代車は国内市場を含めて世界の主要市場で善戦している。実際、中国・米国・チェコを除けば多くの市場で販売台数が増えている。ロシア(11.2%増)・ブラジル(7.8%増)・インド(6.8%増)など主要新興市場は今年1-9月の販売台数が増えた。現代車が中国・米国市場での販売台数を回復すれば勝算はあるという解釈が可能だ。
一方、現代車はこの日のカンファレンスコールで「ジェネシス」ブランドラインナップ戦略も公開した。チェ・ビョンチョル副社長は「2021年までに中大型高級SUVなど3つのジェネシスモデルを追加し、G70・G80・G90とともに6つのジェネシスラインナップを完成する」と明らかにした。
また今年末からアジア・中東へのジェネシスG70輸出を始め、来年上半期には北米市場でG70を販売する予定だ。
URLリンク(japanese.joins.com)
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20日、スポーツセダン「ジェネシスG70」のメディア向け試乗会が開かれた。(写真=現代自動車)
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鄭義宣(チョン・ウィソン)現代車副会長がグローバル小型SUV「コナ」新車発表会で車の紹介をしている。(現代車)