17/09/17 12:07:12.29 CAP_USER.net
山口二郎教授
URLリンク(pbs.twimg.com)
山口二郎@260yamaguchi
解散の流れが確定という雰囲気。野党は政権構想をまとめる時間的余裕がない。今回は、立憲主義擁護と安倍改憲反対、原発再稼働反対で、ともかく小選挙区のすみわけをするしかない。安倍の狙い通り、政権維持と3分の2維持が実現すれば、取り返しのつかない禍根を残すことになる。
山口二郎@260yamaguchi
一昨日、小沢一郎氏と会談したときには、解散の話はまだなかった。選挙前に3野党による新党結成、少なくとも比例統一名簿で戦おうという話だった。後は前原代表の決断一つという状態は、今も同じ。民進党+連合の独自路線で負け幅を小さくしようなどという発想を持つべきではない。
山口二郎@260yamaguchi
野党協力は、火事場の馬鹿力でやるしかない。安倍晋三から日本を守るために、あらゆる手段を取るべき。
山口二郎@260yamaguchi
永田町で最も事情に通じていると私が評価するジャーナリストと、今回の解散について話をした。解散は、私利私欲解散、北朝鮮情勢を利用し、モリカケを隠蔽するということが最大の目的。安倍首相はそれでよいが、自民党側の最大の問題は、自民党議員自身も準備が全くできていないということ。
山口二郎@260yamaguchi
だから簡単に自民党が勝てるというわけではない。都議選で示された安倍政治への疑問、批判の底流が根本から変わっているわけでもない。もっぱら野党の側の体制ができていないという政権側の認識に基づく奇襲攻撃ということ。
山口二郎@260yamaguchi
野党側は、マスコミが言っているほど路線について混迷しているわけではない。前原は代表戦直前から、自由、社民との連携、合同を構想し、小沢とも密に連絡を取ってきた。選挙に勝つためには共産党も含めた野党協力しかないという割り切りも堅い。
山口二郎@260yamaguchi
ただ、野党協力に向けた手順があるということで、野党協力に批判的な右派、笠や後藤を追い出し、そのうえで路線を固めるという作業をするか途中で、にわかに解散ムードとなった。しかし、野党協力についてのリアリズムは、前原も枝野も共有している。
山口二郎@260yamaguchi
私利私欲解散に対しては、火事場の馬鹿力野党共闘で戦うしかない。共産党との協力を野合と言われたら、そもそもこの状況で解散を撃つ私利私欲の塊である安倍首相にそんな批判をされるいわれはないと切り返せばよいだけ。この総選挙ではもっともらしい政策論争は不要。
山口二郎@260yamaguchi
野党の側には、改憲反対、原発再稼働反対という旗がある。これでまとまれば面白い勝負に持ち込めるかもしれない。
これから野党も市民も、最大限、楽観的シナリオを描いて、戦うしかないと確信した次第。
URLリンク(twitter.com)