17/09/06 09:02:17.27 CAP_USER.net
「韓国訪問中止から退去まで」...日本、韓国滞在者に「4段階の避難対策」を用意
朝鮮半島危機の程度によって訪問中止要請・出国勧告・避難所待機令
航空機の運航が出来ない場合、釜山に移動して自衛隊の船舶まで投入して退去
日本政府は北朝鮮の6回目の核実験などで韓半島をめぐる情勢の不透明性が高まるにつれ、万一の事態が発生した場合、韓国に滞在する自国民の避難対策の作成に苦心している。
5日の日本経済新聞によると、現在、韓国に滞在する日本人は、6万人に迫るものと推定されている。
事業や公務などで長期滞在する人が3万8千人、観光目的で短期滞在する人が1万9千人である。
日本政府はひとまず、有事の際には韓国滞在日本人が自力で民間航空機などを利用して韓国を出ることを基本方針としている。
しかし、自力での出国が難しい場合には、韓国政府や米軍との協議を通じてチャーター機などを投入する案も検討している。
安倍晋三首相は4日、官邸で開かれた北朝鮮核実験対策、政府・与党連絡会議で「さらなる挑発行動の可能性もある。高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期す」と述べた。
政府関係者は、「北朝鮮に対する米国の軍事攻撃が行われることになると、それが公開されていなくても、日本政府の判断で韓国から退去する」と述べた。
このため、日本政府は、▲不要不急な韓国訪問の中止要請▲韓国訪問の中止勧告▲退去勧告▲避難所待機など、韓半島情勢の緊迫性によって、4段階の対応策をまとめたと日経は伝えた。
このうち、韓国政府との調整が必要なのは4段階である。
日本は、北朝鮮が韓国に大規模な攻撃を加えて、韓国内の空港が閉鎖される場合を4段階に想定している。
この場合、日本大使館は韓国滞在日本人に対して自宅で待機したり、韓国南部などの安全な地域に一度避難するように呼びかけることになる。
ひとまず、現在までに韓日政府間協議を通じて韓国内に設置された避難所を日本人が使用することに考えをまとめたことが分かった。
すでに日本政府は、900箇所以上の避難所の情報を韓国滞在日本人に提供している。
韓半島の状況が悪化して航空機による避難が困難な場合には、釜山で船舶を通じた韓国退去が行われることになる。
ソウルなど首都圏から釜山への移動は、在韓米軍の支援を受ける計画だ。これは自衛隊が韓国国内で活動するのに対して、韓国内の反感があまりにも大きく、事実上不可能だからだ。
ただし、日本政府は釜山で日本人を退去させるには、自衛隊の船舶も動員することを検討している。
また、日本政府は韓半島の不安定な状況を利用してテロリストなどが日本に入国する可能性も排除できないと見て、米国と連携して不法入国者の遮断にも力を入れることにした。
先立って、安倍首相も昨年4月の国会答弁で「避難民の保護に続いて、上陸手続き、収容施設の設置および運営、（日本政府が）庇護（ひご）すべき者にあたるかのスクリーニング（ふるい分け）といった一連の対応を想定している」と述べている。
ソース：聯合ニュース 2017-09-05 09:55（韓国語）
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