17/08/18 15:12:56.62 CAP_USER.net
草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」で暮らし、ハンセン病元患者で在日コリアンという重複する差別と闘った金夏日(キムハイル)さん(90)=韓国籍=が朝鮮学校高級部(高校)2年の日本語教科書に掲載された。
教科書の伝達式が11日にあり、朝鮮学校の関係者が楽泉園を訪れた。金さんは「若い人に差別のない社会を考えてほしい」と話している。
金さんは1926年、日本統治下の朝鮮慶尚北道に生まれた。39年に父を頼って家族で日本に来たが、2年後にハンセン病を発病した。東京大空襲に遭い、焼け出され、病状も悪化。46年に楽泉園に入り、49年に失明した。
光を失っても社会の動きを知りたかったし、短歌を詠んで味わいたかった。そこで点字を読もうとしたが、病気の影響で指先の感覚がまひして読めず、感覚の残った舌で点字を読む「舌読」に挑戦した。血が出るまで練習を重ね、3カ月で読めるようになった。
毎日新聞が発行する週刊点字新…
URLリンク(www.asahi.com)
URLリンク(www.asahicom.jp)
普段は童謡を歌ったり、おしゃべりを楽しんだりして過ごすという金夏日さん。5年前に転倒し、骨折してから車いすを使っている=草津町の栗生楽泉園
URLリンク(www.asahicom.jp)
金夏日さんのコラムが掲載された教科書