17/07/19 22:58:12.08 CAP_USER.net
朝鮮学校無償化に反対の立場を示してきた北朝鮮による拉致被害者の家族や関係者らは19日、広島地裁の判決を、「妥当な判断」として冷静に受け止めた。
増元るみ子さん(63)=拉致当時(24)=の弟、照明さん(61)は「極めて妥当。北朝鮮が核・ミサイル開発を加速させる情勢で、影響下にある組織への資金の流れは日本の安全保障にとって焦点だ」と述べ、「拉致問題も解決しない中、司法には引き続き、国益を第一に適切な判断をしていただきたい」と話した。
「今回の判決も含めて、日本全体が拉致をはじめとする北朝鮮のさまざまな問題解決へ真摯に向き合ってほしい」と訴えたのは、横田めぐみさん(52)=同(13)=の母、早紀江さん(81)。
その上で、「北朝鮮の危険な実態は明らか。影響を受けた悪い動きが日本国内で続いているように感じる」と語った。
西岡力・麗澤大客員教授は「在日本大韓民国民団も朝鮮学校への公金支出に反対しており、無償化の適用外とすることは差別に基づく人権侵害には当たらない」と指摘。
「朝鮮学校の教科書では、重大な人権侵害である拉致問題の解決を目指す民間の運動を人種差別であるかのように記述している。公金を出すべきではない」との見解を示した。
一方、文部科学省財務課高校修学支援室は「国勝訴の判断が示され、国の主張が認められたものと受け止めている」とコメントした。
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