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産経ニュース、2017.7.5 21:27更新
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【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が4日に発射したミサイル「火星14」について、日米韓政府が大陸間弾道ミサイル(ICBM)だと認めた。通常に発射すれば、米西海岸のシアトルに届く射程8千キロ以上に達するとの見方もある。北朝鮮は、最大の関門とされる弾頭の大気圏再突入技術も実証したと主張しており、日米韓への脅威は確実に増している。
「高度と飛距離、速度などから見てICBM級の新型ミサイルと評価される」。火星14について、韓国国防省は5日、国会国防委員会でこう明らかにした。
射程5500キロ以上の弾道ミサイルがICBMに分類される。今回は高度約2800キロに達する高角度の発射により飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で打ち上げられ、約40分間飛行した。
日米韓の専門家で見方が異なるものの、通常角度で発射すれば、射程は6千~8千キロ超に達すると分析されている。元海上自衛隊自衛艦隊司令官の香田洋二氏は「米国のICBMなどは30分程度の飛行で1万2千キロ飛行する。性能の違いを考慮しても、1万キロ程度の射程を有する可能性まである」とみる。