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キヤノン工事脱税被告、福岡県議側へ300万円献金
福岡県築上郡・豊前市選出の後藤元秀県議(59)が代表を務める自民党支部と、関係する政治団体が、
キヤノンの工場建設を巡る脱税事件で今年2月に逮捕、起訴された大分市のコンサルタント会社社長・大賀規久
被告(65)から計300万円の献金を受けていたことがわかった。
後藤県議は「大賀被告は義父のいとこで、身内として支援してもらった。問題は全くない」と話しており、返金
はしないという。
大賀被告はキヤノンの工場建設を巡り、ゼネコンから得た仲介料を収入から除外したとして、法人税法違反容疑で
東京地検特捜部に逮捕された。7月の初公判で計約10億6800万円の脱税を認め、現在も公判中。
政治資金収支報告書によると、後藤県議が代表者である自民党豊前築上支部は昨年11月、大賀被告から150万円の
寄付を受けた。政治団体の後藤元秀後援会も150万円を受けている。
後藤県議は読売新聞の取材に対し、「大賀被告とは、親交はなかったが、親族を通じて『応援させて』との申し出を受けた」
と説明。さらに、「新聞報道などで大賀被告の脱税疑惑は知っていたが、受け取ったのは事件とは関係のない金。社長に何らか
の便宜を図ったこともない」としている。
後藤県議は5期目。昨年5月までの約1年間、副議長を務めた。
(2009年10月2日 読売新聞)