23/03/07 16:26:28.03 5GCFUTGp0.net
これまでスクウェア・エニックスは、魅力的なゲームキャラを数えきれないほど生み出してきた。
とくに女性キャラクターに関しては、ほかのどのゲーム会社にも引けを取らない打率を誇っている。
だが、もちろんすべてのキャラクターが“当たり”というわけではなく、中には微妙な評価を受けているヒロインも存在するようだ。
<その1>ティファ(FF7)
『ファイナルファンタジーVII』(FF7)のティファといえば、スクウェア・エニックスが誇る人気ヒロインの1人。
中村倫也や手越祐也、櫻井孝宏など、著名人にも“ティファ派”の人々は多く、いまだにレジェンド扱いされている節がある。
ところが2020年にNHKが行った『全ファイナルファンタジー大投票』というアンケートでは、驚きの結果が示されていた。
全シリーズを対象としたキャラクター部門の人気投票にて、ティファの順位は9位だったのだ。
同じ「FF7」のライバルヒロインであるエアリスは3位に食い込んでおり、大敗という結果に。
客観的なデータによって、ファンの声とバストサイズが大きいだけのヒロインであることが判明している。
さらなる問題は、リアルなグラフィックを導入した『ファイナルファンタジーVII リメイク』での扱いだ。
当然、同作でもティファはメインヒロインとして登場するのだが、その姿に《リメイク版の顔はイメージと違う》《顔つきがこれじゃない感》《いくらなんでも体型が不自然》と不評だった。
さらにはキャラクターデザインをあらためて見比べ、エアリス派に寝返った人も少なくないという…。
<その2>ライトニング(FF13)
歴代シリーズでも賛否両論の印象を受けている『ファイナルファンタジーXIII』(FF13)だが、その原因として主人公・ライトニングを挙げるファンは多い。
ライトニングは“ルシ”に選ばれた妹・セラを救うため、聖府軍を退役した元軍人のキャラクター。
鮮やかなピンク色の髪、凛々しい顔つき、スタイリッシュな装い…まさに麗しの女騎士といった風格を漂わせている。
キャラクターボイスを担当しているのは、大人気声優の坂本真綾。
『ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア』のCMでは、ファッションモデルの菜々緒が“実写版ライトニング”を演じており、人気キャラ街道を突き進んでいくものと思われていた。
ところが実際には「ライトニングさん」の愛称が爆発的に広まり、“ネットのおもちゃ”として愛されるように。
存在がネットミームと化したという意味では、『FF10』のワッカに近い。
ネタキャラになったことの元凶として、発売の数年前に『ドリマガ』というゲーム雑誌に掲載されたキャッチフレーズ、「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」のせいだと考える人もいるようだ。
しかし妙なキャッチフレーズがあろうとなかろうと、そもそも「FF13」自体がネットミーム的に消費されているため、どの道主人公のライトニングには同じ運命が待っていたことだろう。
<その3>リュック(FF10)
パーティの人数は決して少なくないのに、メインの主人公とヒロインしか話題にならないゲーム、それが『ファイナルファンタジーX』(FF10)だ。
世界一ピュアなキスをしたティーダとユウナに人気が集中しており、他のメンバーはネタキャラとして思い出される程度。
とくに悲惨なのが、“萌え”を狙っているように見えるにもかかわらず、まったく人気が出なかったリュックだろう。
「全ファイナルファンタジー大投票」では、2位のユウナから大きく引き離され、27位という順位をとっていた。
一応「FF10」の設定上、ユウナ以外の女性キャラクターはモブのようなものなので、人気がかけ離れているのは仕方ないとも言える。
続編の『ファイナルファンタジーX-2』ではファンサービスのつもりなのか、露出を増したビキニ姿にまでなっていたが、それでもリュックの時代はやってこなかった。
彼女のキャラクター造形自体、「FF7」のユフィに近いところがあり、なんなら“劣化コピー”のような印象すらある。
とはいえ、さらなる劣化コピーとして「FF12」のパンネロも生まれているので、まだマシな方かもしれない。
以上、今回は3人の微妙なヒロインを振り返ってみたが、これは氷山の一角に過ぎない。
たまには微妙な人気のキャラクターたちに想いを馳せてあげてはいかがだろうか。
URLリンク(myjitsu.jp)