12/11/24 04:23:59.97 rLAEp9fK0
規制されるんでテす
19:作者の都合により名無しです
12/11/24 12:06:27.63 90yNfWFpP
なに?
20:作者の都合により名無しです
12/11/25 21:58:04.78 mXSMMiYE0 BE:780881033-2BP(0)
てす
21:名無しと見せかけて…
12/11/25 22:02:44.08 mXSMMiYE0 BE:1735290454-2BP(0)
ID変わってやがる…
てかようやく荒らし消えたのか?
強盗3「何してんだてめえ。」
強盗4「調子乗ってんじゃねえぞ!」
男「おーおー全員お出ましで…えーっと…全部で6人か…大丈夫か?」
強盗6「とりあえず気絶させろ。」
強盗「オッケー」
凶器が男へ振り下ろされる。
だがそれを男は難なく回避し、得物の一撃をかます。
強盗「がっ!」
強盗一同「!!!」
22:名無しと見せかけて…
12/11/25 22:07:27.49 mXSMMiYE0
-教室内-
ザワザワ・・・
ナンダ?
女「え?何?どうなってるの…?」
男友「おいまさかあいつ、1人で…」
――――――――――
男「あああああああああああ!」
男と強盗集団は、闘っていた。
しかし、数では圧倒的に強盗の方が有利。
男の方はやや劣勢だ。
男「(くそっ…剣道は昔かじっていたが…)」
強盗2「おらおら!どうしたあ!」
男「さすがに力では不利か…!」
男「(ならば!)」
「戦闘中に奇跡の一撃。強盗全員を薙はらう」
男「(これで行けるはず!)」
23:名無しと見せかけて…
12/11/25 22:37:00.55 mXSMMiYE0
だが現実は違った。
男「ぐっ!」
力が上がるわけでもなく、むしろ追い込まれていった。
男「(どういうことだ…!?)」
強盗3「一気にやれー!」
強盗4「捕えろ!」
男「くっ…!」
『待て!』
男「!?」
強盗ボス「お前、なかなかやるな…」
出てきたのは、ステキ風のワイルドな強盗のボスだった。
体格も強盗の中でも一回り大きい。
強盗ボス「俺はお前のような強い男が好きでねえ…」
強盗ボス「どうだい、体育館でフェアに勝負しねえか?」
男「…(すげえホモ臭がするんですけど…)」
24:作者の都合により名無しです
12/11/25 22:57:33.31 pigKydsM0
見てるから早くー!!
25:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:16:23.20 mXSMMiYE0
>>24 がんばってみるけど今日中は無理だな。
-体育館-
ドン!
強盗ボス「ふふふ…」
男「…;」
『もしお前が勝てば大人しく投降しよう―。だが俺が勝てば―』
男「(絶対やだ!あいつのオナホになるなんて!)」
強盗ボス「ふふふ…剣道はやったことあるのか…?」
男「昔はやってたな…」
お互いに蹲踞し―
審判(強盗)「始め!」
―――!
ドカッ!
衝突音が響く。
男「(重い…!体格が一撃の要因だろうが―)」
男「幾らなんでも重すぎる…!」
強盗ボス「はあああ!」
バシ!バシ!バシ!バシ!バシ!
男「(相手は連続的に打ってくる―)」
バシ!バシ!バシ!
男「はあ!」
男の胴が入る
26:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:19:14.42 mXSMMiYE0
強盗ボス「ぬう…!」
男「(なんだ…あっけないな…)」
強盗ボス「くっそ…!こんな…こんな…」
男「?」
強盗ボス「いい男を逃してたまるか―!」
男「うわ!」
強盗ボス「待てー!」
男「やっぱこうなるのかあああああああ!」
強盗ボスは男を追い回す。
男の貞操を奪うために。
男「いいやああああ!」
仲間の強盗もさすがについて行けないようだ。
強盗「(゜Д゜)」
27:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:25:52.04 mXSMMiYE0
男「(その後警察が突入し、事態は収まった。)」
男「(特に重傷を負った者はおらず、
生徒や教師一人一人に事情聴取が行われた。)」
男「(街では一大ニュースとなり、俺はヒーローとなった。)」
男「(…いや、そんなことはどうでもいい。)」
男「俺は…もしかして…」
―――――――
男「何?こんなとこに呼び出して…」
女「じ…実は…」
男「うん。」
女「あの事件で…すごく男君がかっこよく見えて…
だから…その…好きです!付き合ってください!」
男「(!)」
男「(やっぱりだ!)」
男「(俺は…)」
男「(妄想を現実化する力を手に入れた!)」
「強盗の事件で女は男に惚れ、告白。」
28:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:31:49.34 mXSMMiYE0
その後も、様々な妄想をし続けた。
金、名声、絆…
男「(これで俺の人生はリア充ライフだ!)」
だが、ある日のことだった。
-教室(授業中)-
教師「えー…この間の事件が1か月経ちますが―」
男「(妄想中…)」
ガシャアン!
一同「!?」
モブ「なんだあれ!?」
男友「な…怪物!?」
男「(な…なんだ…?)」
教師「おい!男!何やってる!」
男「え」
ゴオ!
男「うお!」カッ!
怪物()「びゃあああああああああああ!」
男「っぶな…」
ザワザワ・・・
29:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:35:53.30 mXSMMiYE0
男「今日のは何かがおかしかった…」
男「確かに怪物云々の妄想はしていたが…」
男「具現化させてくれというのを庶幾した覚えはないぞ…」
「教室に怪物が乱入。男は怪物に襲われかけるが、
力に目覚めた男が怪物と対峙。見事怪物は倒される。」
男「(―何かがおかしい)」
女「男君!」
男「!」
女「さっき大丈夫だった?」
男「あ…ああ。」
女「なんか最近色々おかしいから…気を付けてね?じゃあ私部活あるから!」
男「…うん」
30:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:44:09.41 mXSMMiYE0
男「流石にこの能力を解剖しておく必要があるな…」
―――――――――――――
男「ふう…ちょっと疲れたがこんな感じか…」
・基本的にどんなことでも現実化可能
・過去・未来に影響する時間干渉内容は不可。
・物質は生み出せない。
・妄想が現実化してる間に別の妄想をしてもその間は事が発生しない。
・連続的に妄想を現実化させるには例えば1つ目の妄想が終わった後、
1分ほどのインターバルが必要
・どうしても現実化の最中に「力に目覚める」等をさせたい場合、
そのシチュエーションもあらかじめ内容に入れておく必要がある。
男「こんなとこか…」
男「まだあるかもしれないが今日はここでいいだろ…」
男「(だがこの能力…恐ろしいことがある。)」
男「(『使うたびにその能力自体の力も上がっていく。』)」
31:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:48:07.99 mXSMMiYE0
男「(一見響きがいい言葉にも聞こえるが…)」
男「(ちょっと違う。)」
男「(そう…この『力が上がる』というのは)」
男「(少しの妄想でもそれが現実化していくという事だ)」
男「(つまり別に現実化しなくてもいい妄想が現実化してしまうという事だ)」
男「(…妄想はもうやめた方がいいのだろうか)」
32:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:51:47.43 mXSMMiYE0
男「いや…やめない」
男「現実から逃げちゃいけない。」
男「もしやばそうだったら『妄想を現実化する能力が消える』」
男「とか念じればいい。」
男「なによりなんだかんだでこの能力のお蔭でリア充ライフを送れているのだしな…」
男「やるしかないだろう」
33:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:54:09.21 mXSMMiYE0
だがそれが災いと化していった。
普段から妄想ばかりしている男は、やめようと思えば思うほど妄想力が上がっていく
そう…彼は「依存症」に陥っていたのだ。
男「はぁ…はぁ…」
男「うっ…うっ…次から次へと…」
男「もうやめろ!やめてくれ!」
男「うっ…う…」
34:名無しと見せかけて…
12/11/25 23:57:22.13 mXSMMiYE0
――――――――――――――――
ゴォォォォォォ…
男「どうして…」
男「どうしてこんなことに…」
『日本は戦争に勝利しましたが、国は大損害を―』
男「なんで…」
男「…」
男「ああそうだ」
男「これは妄想だ」
男「俺は妄想が大好きだからな」
男「しょうがないね」
男「…」
プツン
35:名無しと見せかけて…
12/11/26 00:01:07.20 mXSMMiYE0
「どうです?起きれますか?」
「…はい」
「気分はどうですか?」
「…なんだか変な気分です」
「そうですか」
「まあ、しばらく入院すれば正常になるでしょう」
「いやあまさか妄想がここまで精神的苦痛を与えるとは…」
「驚きでした。」
「自分の妄想はすべて吐き出せましたか?」
「…はい。」
「ならよかった。」
「さあ。病室へ向かいましょう。」
ガシャン・・・
36:名無しと見せかけて…
12/11/26 00:02:29.46 NU56CpBj0
男「妄想を現実化する…能力?」
完
ようやく終わったお…きつかった…
規制受けるとめっちゃやばいwwww
駄作になってしまったがまあ見てくれてる人もいたしいいか。
次は斉木ssでもやるかな…
37:作者の都合により名無しです
12/11/26 00:07:41.97 Q++Csdub0
>>1乙
予想より短かかったけど面白かったよ!
こんな能力欲しいけど依存してしまいそうやけん怖いわw
38:名無しと見せかけて…
12/11/26 00:17:02.31 NU56CpBj0
>>37
ありがとう!
自身も割と短くまとめられるとは思わんかったwww
まあ最後は結局ほとんど妄想オチでしたってこと