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パンドラハーツバレ①
~過去の回想~
エリオットとリーオが主従の契約を結んで数ヵ月後、
穴の奥に行って帰ってこない子供たちを探しに行ったエリオットとリーオ。
そこでハンプティ・ダンプティに襲われる。
リーオを守ろうと立ち向かったエリオットは殺されかける。
「やめろ!」と絶叫するリーオの脳裏に声が響く。
「そう構えなくても「あれ」は君を襲ったりしないよ」
「あれは本能に従い君を助けようとしただけだ。おそらくそこの少年が君を切り殺そうとしたように映ったのだろう」
リーオを取り囲むいくつもの影が話しかける。
「またお前達か!~もう何年も話かけてこなかったのに」
「あの少年を生かしたいのか?」
「アレの血を飲ませ、名前を呼ばせてあげればいい」
なぜか教えられてもいないその名前を呟くリーオ。
リ「ハンプティ・ダンプティ?」
エリオットにハンプティ・ダンプティの血を飲ませるリーオ。
リ「エリオット、名前を呼んで・・・ハンプティ・ダンプティと」
影の一人がリーオを引っ張る。
「いいか忘れるな。あの者(ハンプティ)はお前に引きつけられてここにいるのだということを」
「その少年はお前を護ろうとして理不尽に死にかけているのだということを」
「あの者(ハンプティ)もまたお前を護るという本能に従ったのだろいうことを」
「全ての元凶はおまえなのだということを」
「おまえはその少年を生かしただけであり、決して助けたわけではないということを」
ハッキリ描写されるグレンの顔「これがお前の業であるということを忘れるな・・・・!」