【福井晴敏】ガンダムユニコーンアンチスレ 76コーンat X3【福井晴敏】ガンダムユニコーンアンチスレ 76コーン - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト400:通常の名無しさんの3倍 12/09/21 23:48:21.58 福井氏に添って生きていきたい、という思いばかりが強くなる。 「国益という名の重石を抱え、救援の手をこまねく政府の無策 ――組織の論理がもたらす感性の硬直が、臨界副都心に取り残された一万の人間を殺す。 助けようと思えば助けられない道理はないのに、 無名の他所を人間と捉えられない想像力の欠如、 なにごとも合理で量る感性の摩耗が人を殺す。」 と、世の中を冷静に見極めたうえで、 「個々人が指の先ほどの美徳を発揮すれば、 がんじがらめの世界が救われる余地はいくらでもある。」 というシーンへと発展させる。 この辺りの美しさが、たまらない。 それから主要メンバーの幕の引き方、 ラストシーンへの展開の見事さ、 朋希と一功の戦い、戦い後の状態、 そのどれもが完璧すぎて。 さすがにこれだけ何冊も出してくれると、 主人公とその仲間(味方?)は死なないのだろう、 という予想はたってくる 笑 でもそれに関して不自然だとか、そんなことはもう思わない。 非現実的なことといったらどうせ、お台場が戦場になることからして、 「作り物」以上の何ものでもないから。 登場人物も、誰もかれも好き。最高。 人間くさい描写が特にないのに、 (性的な言葉はいっさい出てこないし、他愛もない描写・会話などもゼロ) ものすごく人間味に溢れているキャラクターが、 大勢出てくる。 どの世代のどのタイプの人間も、すべて好き。 そして最後、参考文献のあまりの少なさに驚愕した。 自衛隊や兵器、戦場、国際情勢、経済、右翼、左翼・・・ 何から何まで、専門的な知識に溢れているシーンを、 圧倒的なボリュームと緻密な描写で構成しているにも関わらず、 参考文献がたったの3冊って!! いったいどれだけの知識が、福井氏の頭の中には詰まっているのだろう。 自叙伝的なものを読んだときには、 ぜんぜんそんなタイプに思えなかったのに 笑 ・・・とにかくまあ、すごすぎる人だ。 ★★★★★ バイブル的小説 | | 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch