12/01/23 13:41:08.44 usaN+Atf0
>>92
それは、アジアヘビー級のタイトルマッチ、王者シンに坂口が挑戦した時の試合。
1本目、坂口がシンの執拗な首絞めや鉄柱、椅子攻撃に耐え、反対に場外乱闘でシンの
鼻のあたりから僅かだが流血もさせ、ブレインバスター、ジャンピングニーから見事な
ピンフォール勝ち。
2本目も坂口はコーナーの金具にシンを打ちつけ、珍しく噛み付きまで見せてハッスル。
このままストレート勝ちかと思われたが、案の定上田がサーベルを持って乱入。
レフェリーが上田に気を取られた(ふりをした)スキにシンが凶器で坂口の喉元を2連発。
凶器攻撃に気付かぬ(ふりをした)高橋がカウントを数えて、坂口が理不尽なピンフォール負け。
シンはそのまま坂口を場外に叩き出すと、上田と2人がかりで坂口を袋叩き。
上田が坂口の額を切り裂き、シンはサーベルで坂口の額をメッタ打ち。
場外で坂口が蹂躙されている間に高橋は非情にも3本目のゴング。
ここからは、ご想像のとおり、血ダルマの坂口をシンがインド式SMのフルコースでいたぶり尽くす。
最後はコプラクローを決めたまま坂口に馬乗りになったままシンのピンフォール勝ち。
ゴングが打ち鳴らされても血ダルマの坂口に馬乗りになって首を絞め続けるシン。
この血の海地獄の光景を見た櫻井さんが「今日の坂口君の敗因は・・・」と言ったまま暫く絶句。
「かわいそうですね、坂口君は。」と思わず言ってしまった。
まさに、絵にかいたような坂口の生贄、蹂躙、血の海地獄の挙句勝負も負けにされるという、当時の
典型的な仕組まれた試合展開だった。
猪木との大一番を控えたシンに坂口が買ってタイトルを手にするなど、当時の新日では絶対に許されない。