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猪木が新日で坂口を徹底的に引き立て役、生贄役にさせたのは、猪木と坂口が
同年代(坂口が1歳年上)だったこともある。
つまり、新日で坂口はNO2であっても、猪木の後継者ではなかったということだ。
しかも、自分が追放された日本プロレスで、猪木・馬場が抜けた後とはいえ、
坂口はエースであり、猪木は日プロ時代の坂口を散々挑発し、罵倒していた。
テレビ放送が欲しくて坂口と合流したものの、猪木は「対等の2枚看板のエース」
という約束を初めから守る気もなく、ましてや坂口は後継者でもない。
万が一にも坂口にエースの座を持って行かれては困る上に、自分と人気を二分されても
困るわけだ。
自分の絶対エースとしての地位を確立するには、NO2の坂口との差を見せつけること
が最も手っ取り早く、確実な方法だった。
馬場は坂口より4歳年上で、日プロ時代から坂口を可愛がっていたので、もし坂口が
全日に行っていたら、カード面などで、もっといい扱いを受けてただろうね。
鶴田が新日に行っていても、猪木は藤波を後継者にしたがっただろうな。
猪木と藤波は10歳差、猪木と鶴田は8歳差だ。
猪木は大卒でエリートコースを歩んできた鶴田より、中卒でたたき上げの藤波の方を
可愛がっただろう。藤波は猪木が日プロを追放されて、新日プロを旗揚げした時、
行動を共にした数少ない子飼いのレスラーだったし。