12/02/27 15:52:54.47 pQSuCgQL0
坂口はマッチメークを自分でやるようになってから、一層やられ役、引き立て役を
引き受けるようになった。
誰だって、生贄にされ蹂躙されるのは嫌なもんだが、会社のために汚れ役を自ら
引き受けた滅私奉公の人。
さすがの大巨人アンドレもマンネリ化してきた頃、ジャイアント・マシーンに変身させて
話題性を持たせようとした時も坂口が生贄だった。
まずジャイアント・マシーンが初登場の試合では、シングルでいいようにいたぶられ、
ジャイアント・ボンバー(ただのラリアートだけど)をぶち込まれ、呆気なくピン負け。
翌週は猪木と組んで、ジャイアント・マシーン&スーパー・マシーン組と対戦。
試合内容はまずまずだったが、最後はまた坂口がジャイアント・ボンバーをぶち込まれる。
何故か試合は坂口の反則勝ちだったが。
その次は木村健吾と組んでジャイアント・マシーン&スーパー・マシーン組と対戦。
坂口は善戦し、アンドレを追い込む。
姑息にちょっかいを出すマネージャーの若松をリング上でボディスラムで投げつけたまでは
良かったんだが、逆上したアンドレは、またも坂口にジャイアント・ボンバーをぶち込み、
ダウンした坂口を3人がかりで蹂躙。
アンドレは若松の持っていたムチを坂口の首に巻き付けると、思いっきり首を絞めて絞首刑。
首を絞められたら日本一のサカだが、この時ばかりはこのまま絞め殺されるんじゃないかと
いう程凄まじい地獄絵図だった。