12/12/13 17:11:47.27 uJTm0OOX
家庭内での子供の役割
機能不全家庭で育った子供は、病的な家庭で生き延びるために役割を背負っている。 役割を背負った子供は子供として楽しい子供時代を過ごすことが出来ず、自分の感情を押し殺し、傷つきながら生きていく事となる。
ヒーロー(Hero)、優等生 :
「優秀な子」「しっかりした子」でいることで評価されようとする。親から頼られ信頼される事によって家族のバランスを保とうとしている。しかし目標を達成しても更に上を期待されてしまう為、常に不全感や失敗感を持つ。
スケープ・ゴート(Scapegoat)、問題児:
家でも学校でもトラブルを起こす。攻撃的に振る舞い存在を主張すると共に家族の中の本来の問題から目をそらす役割を果たす。傷つきや罪の意識が深い。家庭外でもいじめのターゲットになりやすい。
ロスト・ワン(Lost One) 、いないふり:
家族の争いの火の粉が自分に降りかかるのを防いだり自分が受けるべき注目や愛情を他人にまわして家族を安心させる。周りは「あの子は放っておいても大丈夫」と安心しているが、内面的には「自分は重要でない」「どうでもいい」とひどく孤独感を味わう。