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陛下が希望した合葬を固辞 美智子さまの思いとは
天皇皇后両陛下の葬儀やお墓のあり方をまとめた「今後の御陵及び御喪儀のあり方について」の発表が、
11月14日に行われた。天皇陛下は皇后陛下との合葬を希望していたが、
「あまりにも畏(おそ)れ多いこと」と美智子さまが固辞。両陛下のお墓「陵(みささぎ)」は
同一敷地内に寄り添うように配置することとなった。
朝日新聞の皇室担当編集委員だった岩井克己氏は、
「陛下は、逝去後も美智子さまと一緒に仲良く眠りたいと思われたのだろう」と話す。
宮内庁関係者も「過去に合葬された天皇陵の例があり、皇族方も夫婦合葬が通例となっているので、
天皇陛下も夫婦離ればなれにならずにお鎮まりになることが可能だというお気持ちがあった」と解説する。
しかし、天皇陛下のお気持ちを受け止めながら、最後まで固辞されたのが美智子さまだった。
「『私などが、めっそうもない。陛下のおそばに小さな祠(ほこら)でも建てていただければ』
というお気持ちを示されていたようだ」(岩井氏)
民間から初めて皇室に嫁ぎ、昭和天皇や香淳皇后、そして天皇陛下に仕えてこられた美智子さま。
陵についても、「最後まで、天皇陛下の裏方で」という姿勢を貫きたいというお気持ちが伝わってくる。
「あまりに畏れ多く感じるとされ、またご自身が陛下にお先立ちになった場合、
陛下のご在世中に合葬陵が造られることになり、それはあってはならないと思われた。
陛下のお気持ちに深く感謝なさりつつも、合葬は遠慮せねばならないとお考えになったのでしょう」(宮内庁関係者)
※週刊朝日 2013年11月29日号
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