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確かにおふたりが愛用するブランドは、王室と縁が深い。
エルメスには、モナコのケリー妃から名づけられた『ケリー・バッグ』があり、
クリスチャン・ディオールにも英国のダイアナ妃が愛用した『レディ・ディオール』がある。
このバッグは、後に『ダイアナ・バッグ』と呼ばれるほどの人気となった。
雅子さまや久子さまが海外ブランド品を使われることに服飾評論家の市田ひろみさんは、こう話す。
「久子さまは、今回のスピーチのように海外に行かれる機会も多いでしょう。
また雅子さまも皇室外交をされることを望まれていました。
皇室外交をする上で、訪問国のブランド品を使われることは、
相手への友好感情、友好関係を表しているように思います。
その国の人々からすれば、皇族が“自分の国のブランドを着てくれている”と喜ぶでしょう。
加えて世界中の誰もが知っているブランドですと、品位も保つことができますので、
私は皇族がたが海外ブランド品を使われることに賛成です」
確かに美智子さまも皇太子妃時代には、シャネルやグッチを持たれたこともある。
1959年、陛下と結婚された際にお召しになられたローブ・デコルテはクリスチャン・ディオール製だった。
「当時、ディオールはブランドが立ち上がって10年ほどの新鋭ブランドでしたが、日本でもコレクションが発表されるなど、
ファッション界では話題の中心でした。ディオールのローブ・デコルテをお召しになられた美智子さまのお姿は、
まだ着物姿の女性が多かった日本に大きな衝撃を与えました。また、そのローブ・デコルテでパレードされた姿は、
世界中に配信され、戦後の日本が歩んできた平和への道を示す象徴となったんです」(当時を知る皇室記者)
海外ブランドを使われることによって、復興を遂げた日本からの大きなメッセージを世界中に伝えることとなった。
※女性セブン2013年10月24・31日号
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