13/01/10 23:07:08.31
秋家ファンスレに貼られていたけど、キコさん去年論文執筆したそうでw
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和文標題:最近の結核に関する意識と予防行動について-結核予防婦人会講習会・講演会参加者の調査より-
英文標題:WOMEN'S KNOWLEDGE, PERCEPTIONS, BELIEFS, AND BEHAVIORS RELATED TO TUBERCULOSIS: RESULTS FROM A SURVEY WITH PARTICIPANTS OF
SEMINARS HELD BY THE NATIONAL FEDERATION OF COMMUNITY WOMEN'S ORGANIZATIONS FOR TUBERCULOSIS CONTROL
著者名:秋篠宮紀子 (結核予防会)
資料名:結核 JST資料番号:Z0657A ISSN:0022-9776
巻号ページ(発行年月日):Vol.87, No.10, Page623-633 (2012.10.15) 写図表参:写図1, 表5, 参33
資料種別:逐次刊行物(A) 記事区分:原著論文(a1)
発行国:日本(JPN) 言語:日本語(JA)
抄録:〔目的〕結核予防婦人会の講習会等に参加した成人女性を対象に質問紙調査を実施し,結核などの疾病や健康一般に関する意識と行動の実態を
調査し,結核に対する意識と予防行動との関連について検討した。〔結果〕結核の一般的な知識に関する項目では正答が7割を超えたが,専門的な疫学
情報に関する項目については正答が3割から4割に留まった。また,自分が結核にかかる可能性を,同年代の女性がかかる可能性に比べて,有意に低く見
積もる傾向(楽観バイアス)がみられた。さらに,自分自身または身近に罹患経験がない人は,どちらかに罹患経験がある人よりも,自分が結核にかかる
可能性を有意に低く見積もる傾向がみられた。意図と行動については,結核予防のための意図と実際の行動の自己報告の間には有意な差があり,実際の
予防行動の頻度が低い傾向にあった。〔考察〕結核に関する知識項目の中には,重要な内容であっても必ずしも理解が十分でないものもあり,結核につ
いての知識を人々に分かりやすく普及させることが今後も重要な課題であることが分かった。より効果的な結核対策のために,結核への意識と予防行
動とのギャップや認知的バイアスなど個人の心理的側面を考慮することも必要である。 (著者抄録)
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