12/07/30 13:23:21.91
>>422の本のレビューの一部。
相馬野馬追の出陣式が行われる相馬市の相馬中村神社は震災直後、救援物資の集積所となった。
禰宜(ねぎ)の田代麻紗美さんは物資分配の陣頭指揮を執り、氏子の女性たちと一緒に、
連日、30升もの炊き出しを行い、おむすびを作った。
顔の広さを生かし、行政やボランティア団体と被災民をつなぐ橋渡し役も担った。
誰もが開催を絶望視した野馬追神事の実施を最初に主張したのも、この若い女性神職だったという。
野馬追の開催が、津波被害と放射能汚染に苦しむ地域をどれほど勇気づけたことか。
「神」との付き合い方を知る人ならではの割り切りが、地域再生への活力を呼び覚ました好例と言える。
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