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■避難指示なお19万人=九州豪雨、死者22人に―河川氾濫、3日間雨量800ミリも
2012年7月14日 22時08分 (時事通信)
豪雨災害が続く九州北部では14日午後も、活発な梅雨前線による非常に激しい雨が降った。
福岡県を中心に、なお19万人に避難指示が出ている。
福岡、大分両県知事はそれぞれ、陸上自衛隊に災害派遣を要請。
気象庁は引き続き河川の氾濫や土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。
福岡県八女市では土砂崩れで女性(83)が死亡したほか、男性(70)が心肺停止状態で見つかった。
11日からの豪雨による死者は、熊本県阿蘇市を中心に計22人、行方不明者は福岡、熊本、
大分3県で計8人となった。
福岡県柳川市では沖端川と矢部川が氾濫し、堤防の一部が決壊。
久留米、朝倉両市などでは筑後川が氾濫して被害が拡大しており、小川洋知事は災害派遣を要請した。
避難指示は柳川、八女、みやま各市を中心に約19万1000人に上った。
大分県では、中津市で山国川、日田市で花月川が氾濫した。
広瀬勝貞知事は日田市への災害派遣を要請。同市では車が国道から筑後川に転落し、
会社員の男性(30)が行方不明になった。市内に出ていた避難指示は大半が夜までに解除された。
気象庁によると、15日午後6時までの24時間雨量は多い所で120ミリと予想される。
九州北部に隣接する山口県下関市では14日午後4時ごろまでの1時間雨量が71.0ミリを記録した。
14日まで3日間の合計雨量は、阿蘇市乙姫で約810ミリ、八女市で約650ミリ、
日田市で約640ミリに上った。