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三笠宮さま:心機能低下 集中治療室で昇圧剤の投与
毎日新聞 2012年07月07日 23時30分(最終更新 07月08日 00時14分)
東京都中央区の聖路加国際病院に入院中の三笠宮さま(96)について、宮内庁の名川弘一皇室医務主管は8日未明、
「僧帽弁閉鎖不全による心機能低下が進行し、血圧の低下もみられる」と発表した。以前から症状があったが、
7日夕方から悪化しているといい、集中治療室で昇圧剤の投与などの治療を受けている。
三笠宮さまは、6月6日に長男寛仁(ともひと)親王殿下が亡くなられた後、一連の葬儀に出席するなどしていたが、
疲労が蓄積しているとして同15日から入院していた。当初1週間程度で退院と見込まれていたが
微熱など風邪の症状があり、入院が長引いていた。
僧帽弁閉鎖不全は、心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁が完全には閉じず、血液が逆流する状態。
三笠宮さまは昭和天皇の末弟で、天皇陛下の叔父に当たる。
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