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■「眞子さま」がエッセイに綴った「思春期の乙女心」 ②
*紀子さま譲り
そんな子供時代を経て、最近、自分が変わったと感じるのだという。
<対して今は余計な思考がじゃまをする。手が汚れるだの、つかれるだの。その上、現実が見えてしまって
いるから空想の余地もなくなってきている。現実社会を生きていくのだから仕方がない、当然のことだ。
自分が変わったと感じる分、成長しているということでもある> とはいうものの、
<それでもふとした拍子に昔に帰ってみたいと思ってしまうのだ> とお書きになる。
大人の世界の入り口に立つ、少女の内面そのものだが、「眞子さまは、妹や弟、従姉といった
小さい子供たちと一緒にいることで一層、自分が大人になり、どんどん変わってしまう、と思い
小さい頃へのノスタルジーを感じているのかもしれませんね。そういった思いを感受性豊かに
瑞々しくお書きになっています」 と語るのは皇室ジャーナリストの松崎敏弥氏。
「この感受性の豊かさは、お母さまの紀子さまから受け継いでいるのではないでしょうか。
紀子さまも子供時代に、やんちゃでかわいい弟のことや、友人のことをよくお書きになっています」
眞子さまはスキー部に所属され1級の腕前とか。3月22日には、群馬県の丸沼高原に
スキーに出かけられ、27日にはご家族と合流するため栃木御料牧場に向われた。
眞子さまのエッセイはこんな一文で締めくくられている。
<この間、那須へ、夏休み中唯一の旅行に出かけた。東京の人ごみから離れて緑いっぱいの自然の中で
過ごせるのがうれしい。そう、永遠に変わらない気持ちだって存在するのだ>
この春休みもまた眞子さまは、天皇陛下、ご両親、佳子さま、悠仁さまのきょうだいと過ごされた。
皇室記者は言う。
「そういう嬉しい気持ちを無くしたくないと、きっと思われたのでしょうね」
眞子さまはどんな成人皇族になられるのだろうか。楽しみである。 (おわり)