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2013年は、20年に一度の式年遷宮
神宮司庁広報室などによると、「伊勢神宮」は通称で、「単に『神宮』が正式な名称」だ。
伊勢神宮は、皇室の「御祖神」である「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)を祭る内宮(ないくう)と外宮(げくう)の総称で、
別宮や末社などを含め、計125の宮社がある。全国の神社の「本宗」(ほんそう)と位置付けられている。
式年遷宮は、20年に一度、神宮の社殿を建て替えるなどする「わが国最大のお祭り」で、「(西暦)690年から1300年にわたって続けられている」という。
神宮祭主は、天皇陛下の代理として神宮の祭事をつかさどる役職で、天皇陛下の「勅旨」を受けて決まる「神宮だけ」の役職だという。
現在の祭主は、昭和天皇の4女の池田厚子さん(81)で、1988年に就任した。
戦後の祭主には、皇族出身の女性が就いている。過去には、男性がなったり、華族らがなったりしていた。
14世紀ごろまで続いていた、未婚の内親王らが務めた「斎内親王」(斎宮)とは、「イメージが重なる部分もあるようだが、全く別もの」だ。
祭主のはじまりははっきりしないが、平安時代まではさかのぼるとされる。
神宮では現在、年間「千数百回」ものお祭りが行われている。祭主が直接、神事に携わる(ご奉仕する)のは、
このうち神嘗祭(10月)など一部に限られている。このほかに、出席するだけの「ご参列」もある。
天皇家長女、黒田清子さんが就任 「伊勢神宮の臨時祭主」 どんな役職なのか
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