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天皇陛下の心臓バイパス手術が始まった18日午前。宮内庁が前日設置した皇居・坂下門前の記帳所には、全国から大勢の人が訪れた。
中には東日本大震災被災地から訪れた人も。それぞれが手術の無事を願って記帳した。
受け付け開始の午前10時前には、100人近くが集まり、列を作った。
同8時45分ごろから並び、一番乗りで記帳した横浜市南区の元郵便局職員、武井靖司さん(75)は「陛下と同じ病気になった友人がいるので大変だと思って無事をお祈りしに来た」と話し、皇居に向かって一礼した。
震災の被災地・仙台市から親族に会うため上京していたという会社員、増岡由都(ゆず)さん(32)は両親と3人で記帳所に。
「震災後に陛下が被災地入りされ、大変勇気づけられた。感謝の気持ちをお伝えしたかった」と語った。
また、長女の大学受験の付き添いで2日前から東京都内に滞在している鹿児島県阿久根市の公務員、
野畑清美さん(45)は「皇室の方々をテレビで拝見すると、いつも心が和む。一日も早い回復と今後の健康を願っています」と話した。
この日の都心は、未明に、平年より3.1度低い最低気温0度を観測。陛下の手術が行われている東京大病院の周辺には、防寒着姿の数十人の報道関係者が集まった。
土曜日で一般外来の受け付けはなかったが、多くの見舞客らが出入りし、家族の見舞いに訪れた文京区の無職、
杉内雪子さん(76)は陛下の手術について「いくら安全といっても心臓にメスを入れるのだから心配。手術が無事終わって、早く復帰してもらえれば」と話した。【和田浩幸、川崎桂吾】
毎日新聞 2012年2月18日 12時56分(最終更新 2月18日 12時58分)
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記帳:元公務員、時間もてあましている観光客