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・上杉リークス ~ 記者クラブのオフ懇メモ大公開
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(抜粋の2/3)
かつて『週刊ポスト』で官房機密費問題を追及した際、自民党政権時代の官邸関係者はこう語っていた。
「官邸は、機密費で各新聞社の幹部からメモを買っていました。
メモを集約するのは毎日の日課だった。
月一回くらい、情報の対価として機密費から100万円程度を支払っていた」
このシステムは、徹底して情報収集した当時の官房長官の名前を冠して
「野中システム」あるいは古くは「後藤田システム」と呼ばれていた。
■40万枚以上のメモ
実はこの膨大な量に上る各社の(1社ではない)メモが、極めて希少なソースを通じて、
私の手元に10年以上ほぼ毎日送られ続けているのだ。
記者たちが懸命に作り上げたメモは、24時間以内にデータとして私に届く。
その数はA4用紙にして日に平均100枚以上。
ジャーナリスト生活12年の間で、少なく見積もっても40万枚ものメモを私は保管していることになる。
さらに1対1でのオフレコ取材など、より機密性の高いメモも別途送られ続けている。
官僚と記者クラブから最も嫌われるはずの私が、このメモを持っていることに、
記者クラブシステムの限界を見て取れるだろう。
ただし、メモの中身となると、官僚の首が一発で飛ぶようなものや
記者の人間性が問われるものも混じっているが、オン会見は予定調和のものばかりだし、
オフのメモもどうでもよい与太話ばかりだ。
しかも、各社のメモにはほとんど違いがない。
会見やオフ懇の後に記者同士で「メモ合わせ」を行い、
聞き漏らしや間違いがないように確認し合っているからだろう。
さらには、現場に来ていない他社の記者のために「代打ち」をしてメモを上げたりしている様子も窺える。
メモには「他社もらい」という言葉が散見される。