11/12/29 22:03:12.46
>>376
概要ページから、さわりの部分だけ抜粋しておくね。
・上杉リークス ~ 記者クラブのオフ懇メモ大公開
URLリンク(ameblo.jp)
(抜粋の1/3)
記者クラブメディアの記者たちは、官邸などで開かれる表向きの会見を速記すると同時に、
政権幹部らによる「オフ懇」(オフレコ懇談会)も記録に残す。
オフレコといいつつ、実際にはICレコーダーに録り、書き起こしてメモにする。
そうして「オン」「オフ」などと注意書きされたメモの集約が、
キャップからデスク、政治部長、編集局長へと「メモ上げ」されていく。
現場で取材もしない幹部たちが記事を書いたり、テレビで解説したりできるのはこのためだ。
メモさえあれば、新聞やテレビの報道など誰でもできてしまう。
現在は禁止されているが、米国でも30年前まではこうしたオフ懇メモが存在した。
ただ、時代遅れには違いないが、日本のマスコミではこの程度なら問題とならないだろう。
重要なのは、国民にはわからないところで、メモがもうひとつ別の使われ方をしているということです。
メディアの幹部や中堅記者たちは、野党も含む各現場から上がってきた膨大なメモを、
結果として官邸に「上納」しているのである。
つかり、各メディアの取材メモはすべて官邸の手元に渡っているということだ。
現場の記者たちがこっそり回していると信じているオフ懇メモも、当然、権力側は知っている。
だから、政権幹部や官僚たちは、実際には録音されていることを見越してオフ懇で観測気球を上げたり、
メモを見て与党議員や野党の動向を探ったりもしているのだ。
しかもメモがあれば、どのメディアがどのように取材を進めているかも手に取るようにわかる。
結果として、現場の記者たちは官邸の情報収集係として利用されているというわけである。