12/04/15 08:29:45.31
>>73 >>75
まず,あなたが仕事にどんなやりがいや面白味を求めているかだと思います。
私は,地方公務員と各種バイトを経てPになりましたのでその比較です。
責任と権限が大きく(被疑者被告人の人生を左右する仕事です)苦しいときもありますが,公益という社会の役に立っているという充実感があります。
そして,私の起訴不起訴で,人生のやり直しに目覚めて,今は自分で会社を興して社長に納まって家族と人生を謳歌されている方もいます。
名誉や金銭面等の待遇は,たいしたことはなく,同期のボス弁や一部上場大企業の方がうらやましく思うことがないでではありません。
2年ごとの全国転勤の負担は想像以上で,(家族を含め)心身と自腹負担が疲弊します。
だけど,私は,毎日の人生に充実を感じています。
それは,失うものがない合格者という面も強いですが,私欲と無関係に公益にささやかに奉仕できる,というやりがいです。
謎Pさんが「うまくいってあたりまえ,失敗すればボロカスに(被害者とマスコミから)叩かれる」という趣旨の名言を述べられていましたが,私も痛感してます。
これらが,普段は,刑事部門と人訴部門という狭いフィールドしかしない地検の標準的Pのタスクでもです。
なお,同期の半分は,一度は本省(刑事局,法総研,訟務局)や他省庁に出向するのが標準で,ときどき,日本全国を鳥瞰図的に視認する仕事が回ってきます。
私も,某所で,立法事務のバックデータと某業学会実務調査をやったことがありますが,それまでの世論やマスコミ論調と実態が乖離していたので目が点でした。
このスレでも現職Pは個性的な10名くらいしか参加していないので,ローや法学部で,P出身の教官や教授に直接聞いてみるのもいいでしょう。
参考になったら幸いです。