13/04/15 10:08:33.46
>>591
司法試験の民事系知識は、紛争に力点が置かれすぎていて役立たないんだよね。
息抜きに司法書士の参考書よく立読みするけど、民法・登記法・保全法・供託法・民訴法・執行法と
バランスよくやってる。それも、横断的な内容になっていて、執行法から供託法をながめ、供託法か
ら執行法をながめ、保全法から登記法をながめ、登記法から保全法をながめ…、と手続法相互の参照
関係がよくわかって、民事法全体の構造がよくわかる。
ああ、実際には、こうやって処分禁止の登記を入れて、判決取って、こうやって登記を実現するのか。
ああ、こうやって仮差押さえして、こう供託して、こうなるのか…、と。
会社法も商業登記法とセットで学ぶから、企業の設立から組織再編や解散まで、具体的な手続きや要
件がよくわかる。
紛争なら司法試験を経たほうが圧倒的に優位だけど、日常的な民事法務では何の優位性もない知識。