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神戸大法科大学院(神戸市灘区)の特定の学生の実名を挙げて誹謗(ひぼう)中傷が
インターネット掲示板「2ちゃんねる」に大量に書き込まれ、同法科大学院が学生の
所属するコースの学生らに「発信元を調査し個別に事情を聴く」などと警告を行っていた
ことが7日、わかった。同法科大学院は「法曹を志す学生として情けない。書き込んだ
学生には懲戒処分も検討している」と憤っている。
書き込みは、同法科大学院法学研究科実務法律専攻の1年次生の特定の学生を
ターゲットに実名を挙げ、「ストーカー殺人をしたことがある」「自殺に追い込め」などの
誹謗中傷が大量に書き込まれていた。被害者の学生から6月29日に相談を受け、
同法科大学院側が調査を始めた。
同じコースに所属する学生でなければわからないような授業内容や欠席者なども
細かく書かれていたことから、同法科大学院では一部の書き込みを同じコースの学生に
よるものと判断。今月3日、山本弘法学研究科長名で「名誉棄損罪・侮辱罪および
民法上の不法行為に該当するものが多数含まれている。ハラスメント事案として
全学委員会による調査が行われる可能性もある」などとして、書き込みを繰り返さぬ
よう呼びかける警告文を学内の掲示板に張り出した。
同法科大学院では「書き込みは見るに堪えない内容で、大変失望している。
人権を尊重しながら紛争解決する法律家を目指す学生が、顔の見えない
インターネットで人権侵害を行っていたのは誠に遺憾。個人面談を含め、調査をして
処罰も検討したい」としている。