11/02/11 23:07:13
当てられたら、「もう1度質問お願いします」と言います。質問の趣旨を正確に理解して答えようとしている姿勢がアピールできます。
それに対し、教授がY/Nで答えられる質問に言いかえて下さいます。
再度質問をされたら、「これは難しいですね。ヒントお願いします」と言います。
教授は、質問に困っている姿を見て喜び、助け舟を出して下さいます。
それでも分からなかったら、「難しいですけど」と真剣に考えている姿をアピールして、教授の出してくれた助け舟を一言ずつオウム返しに復唱します。
「本問では~、Xが~しており、この点を特に考慮すべき~、であるからして、~」
教授は、「うん、~そう、~そのとおり、そうなんだ」と相槌を打ちながら盛り上がっていきます。
結論は、「難しい微妙なところですが、~だと考えられます」というと、誘導に乗って間違えても、平常点がよくなります。
このやり方をマスターすると予習を全くしないでも高い平常点がつき、特待に選ばれます。
私の演習クラスで、先輩直伝のこの術を使いこなせる予習をしたことがない同級生が4人います。教授同士の授業参観後の授業評価検討委員会で、うちの演習の担当教授の授業がソクラテスメソッドの模範として最高の評価を受けたそうです。
教授方は、うちの大学は授業がもっとも成功している法科大学院の1つと自負しています。しかし、合格率は全国平均には全く届きません。うちの大学は、学生の、教授を気分よく満足させる授業の受け方がもっとも成功している法科大学院の1つだと思います。