12/05/14 15:03:08.38
>>115
岩明さんのエピローグにもあったと思うが
寄生獣は、まず「出来事」があり、そこにキャラクターを配置していく。
出来事にキャラがどう対峙するか、という視点で描かれてるから
まさに自分がそこに居るかのような、共有意識、感情移入しやすいんだろうね。
一方で七夕は、まず特殊能力と特異な経歴を持つ「キャラクター」が居る。
そのキャラクターが起点となり、「出来事」を巻き起こしていく。
寄生獣は書きながら色々と変わって言った部分もあるだろうが
七夕は作者の予定調和の通りに進んでいくしかない。
だから、時に無理やりなこじつけ、唐突とも思える主人公や登場人物の
発言や行動が垣間見えてしまうわけなんだろうなあ。