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NZ地震:「勇敢で冷静だった」救出の奥田さん
【クライストチャーチ佐藤賢二郎】ニュージーランド・クライストチャーチ付近で
発生した地震で、地元の消防隊員、ポール・ロドウェルさん(50)の救助チームは、
日本人留学生らが多数取り残された市中心部のCTVビルから5人の生存者を救出した。
1人は、がれきに挟まれた右脚を切断して助けられた奥田建人(けんと)さん(19)だった。
極限状態の中、周囲の状況を的確に説明した奥田さん。隊員たちは「彼もヒーローだ」とたたえた。
2日、現地で会見したロドウェルさんらによると、救助チームが崩壊したCTVビルに
到着したのは地震発生約2時間後。富山市立富山外国語専門学校の学生、
升谷文香(のりか)さん(19)らを助け、最後に残ったのが同じ学校の奥田さんだった。
現場ではたびたび余震があり、火災も起きていた。有毒ガスも充満して危険な状態だった。
「挟まれた右脚を切断しなければ助からない」。そう判断して告げると、奥田さんは
「麻酔がなければ、そのまま切断してくださいと話した」という。ロドウェルさんは「とても勇敢で冷静だった」と振り返る。
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