08/04/23 22:29:54
昔は富士通も技術者集団だった。
技術力は高いがコミュニケーション能力はない、いわゆる技術オタクが多かった。
技術力はあるのに、なかなか利益に結び付けられないことに悩む経営者。
経営者が目をつけたのは、口数の少ない技術者に自ら話しかけ、情報を引き出し、
日の目を見ていない社内の技術を組み合わせてビジネスに結びつける人たちだった。
経営者は彼らをコミュニケーション能力の高い人と名づけた。
これからはコミュニケーション能力が大事だ、コミュニケーション能力が
高い人を優遇しよう、経営者はそう決めた。
結果的にこの方針は、技術力は低いが口が達者な人を社内に残し、
技術力は高いけど口下手な人が他社に転職していくという事態を招いた。
2001年の希望退職がそれに拍車をかけた。
あちこちで情報交換は盛んに行われるようになったが、肝心の技術力を失った富士通。
外注無しでは生きていけない体質になった。