12/12/08 22:57:59.62 X/Plr9d0
赤モン子「世界樹新春かくし芸大会ーッ!」
若将軍 「・・・」
姫子 「・・・」
赤ウォリ「・・・」
ファラ子「・・・」
赤モン子「どうしたの?あたしもうこの程度じゃめげないよ?」
若将軍 「新春って、まだ年明けではないんだが。」
赤モン子「マジでかくし芸って言えることをやるなら今から練習必須でしょ。
そうじゃなくても忘年会シーズンで、出しどころに困ることはないし。」
姫子 「・・・そもそも、かくし芸大会やるんですか?」
赤モン子「さっき蝶亭に張り紙出てたよ。深都との交流イベントの一環だってさ。
若将軍 「意外ときっかけ自体は真っ当なんだな。」
赤モン子「というわけで、みんなアイディア!赤ウォリ、何かある?」
赤ウォリ「言い出しっぺの法則はねーのかよ。無難に手品とかでいいんじゃねーの?」
赤モン子「それこそ言い出しっぺの法則だよ。あたし手品できないよ。
姫子出来る?」
姫子 「普段分身とかしてるシノビって、存在自体が手品みたいなものじゃ・・・。」
ファラ子「・・・・(←挙手)」
赤モン子「あれ意外、ファラ子出来るの?」
ファラ子「一応、昔お父さんが酔ったときにやってたものなら知ってるよ。
誰かペンと消しゴムを貸してもらえないかな?」
若将軍 「・・・これでいいか?」
ファラ子「・・・じゃあ、今私は左手を開いた状態で、その上に消しゴムを乗せています。
(ペンで消しゴムを指しながら)この消しゴムをよく見ていてください。
いちにのさんで消えます。」
若将軍 「・・・(←消しゴム凝視)」
姫子 「・・・(←消しゴム凝視)」
赤ウォリ「・・・(←消しゴム凝視)」
赤モン子「・・・(←消しゴム凝視)」
ファラ子「はい、じゃあ・・・
いーち(ペンを振る)、
にー(ペンを振る)のー
さnあっ(振りかぶったペンがすっぽぬける)」
<カラーン(←ペンが床に落ちた音)
ファラ子「・・・」
若将軍 「・・・」
姫子 「・・・」
赤ウォリ「・・・」
赤モン子「・・・」
ファラ子「・・・はい、見事ペンが消えました!」
若将軍 「・・・」
姫子 「・・・」
赤ウォリ「・・・」
赤モン子「・・・」
ファラ子「・・・グスッ(←涙目)」
赤ウォリ「やばい、可愛い!超可愛い!」
若将軍 「誰かこの男を黙らせろ。」
姫子 「了解しました。」
赤モン子「まかせて。」