12/10/12 00:10:49.69 82/m2qcT
姫子 「・・・どっちで来ると思います？」
赤モン「・・・」
姫子 「『お菓子がないからイタズラしろ！早く！』か、
『お菓子をやるからイタズラさせろ』のどっちだと思います？
私は後者だと思いますけど。」
赤モン「・・・若でしょ？なんでそんなこといきなり気にしてんの？」
姫子 「や、いつもやられっぱなしなんで、若の手を先読みして反撃取ろうと思いまして。」
赤モン「（飼い犬は飼い主に似るんだっけ・・・）」
姫子 「・・・というわけで用意したのがこれなんですよ。」
赤モン「この大量の投げパイ、そんなことに為に用意したの・・・？」
姫子 「若にバレないように搬入するの大変だったんですよ。」
赤モン「で、これ扉を開けた瞬間にばっしゃーってやんの？」
姫子 「です。」
赤モン「・・・これで宿の息子さんとか来たらちょっと凍りつくよね。」
姫子 「大丈夫です。私、若とそれ以外の人の足音の区別がつくので。」
赤モン「そのシノビスキル、もうちょっと有益なことに使えないの？」
姫子 「・・・と、言ってるそばから来ましたよ。距離20。(←息を潜める」
赤モン「距離までわかるのすげぇ・・・(←息を潜める」
<ｶﾞﾁｬｯ
若将軍「ただいｍッ・・・！？(←パイ着弾」
姫子 「・・・」
赤モン「・・・」
若将軍「・・・(←顔面クリームまみれ)」
姫子 「・・・」
赤モン「・・・」
若将軍「・・・(←手に持ったコスプレ衣装もクリームまみれ)」
姫子 「・・・なんですか、それ。」
若将軍「・・・コスプレ衣装。」
赤モン「・・・あたし達の分も含んでるよね、それ。」
若将軍「赤ウォリが地元の友人達とコスプレして回ると聞いたから、
一緒に行こうと誘いに来たんだ。ファラ子も夜から合流する。」
姫子 「・・・『お菓子をやるからイタズラさせろー』とかは？」
若将軍「そういうのはいつもやってるから、たまには健全に誘おうかと思った。」
姫子 「・・・」
赤モン「・・・」
若将軍「・・・まぁ、いいか。とりあえず姫子。」
姫子 「・・・な、なんでしょうか。」
若将軍「俺の顔についたクリーム、舐めとってくれ。」
姫子 「な、舐め！？」
若将軍「あーーーーーーーみんなでコスプレ行脚楽しみにしてたのになぁああああああああああああ！」
姫子 「ッ・・・・！」
赤モン「ここぞとばかりに・・・。」