12/08/02 00:06:57.78 qg0DHpVZ
髭メディ「・・・や、毎度毎度感心するって話なんだけどさ。」
ベルンド「何?」
髭メディ「俺ら冒険者はさ、こうやって樹海でとれた素材をここに持ちこむわけだろ?
で、嬢ちゃんン所でそれを元に装備だのアイテムだのを作るわけだろ?」
ベルンド「そりゃそうだけど、今更どしたの?」
髭メディ「アイテムやアクセサリーは兎も角、武器の名前の話なんだけどさ。」
ベルンド「・・・」
髭メディ「なんつーか、砲剣は判る。技術体系は向こうの持ち物だし。
そもそも帝国の連中って仰々しいのがなんか好きそうだしさ。
ただ、カラドボルグだのエリミネーターだの雷上動だのさ、
悪い言い方をすれば厨二病よりのネームって、この店が付けたものだろ?
ご丁寧に『天を裂き山を割ったという伝承をもつ~』とか説明文まであるし。
街で作った武器なのにさ。」
ベルンド「・・・」
髭メディ「あ、悪い、別に論ってるわけじゃねーんだわ。
たださ、やっぱこう冒険者って少なからずこう、男の子回路みたいなのを持っててさ、
こういうのに憧れる奴も少なからず居るわけだよ。
ともすれば文末に(笑)とか付きそうな厨二丸だしのネーミングセンスだけど、
これってやっぱ顧客のニーズに応えた結果なわけだよな。
営業努力ってすげーよな、と思ったんだ。」
ベルンド「・・・み」
髭メディ「?」
ベルンド「武器の名付けは、私の趣味・・・」
髭メディ「・・・」
ベルンド「・・・(笑)とか付きそうな厨二丸出しのネーミングセンス・・・」
髭メディ「・・・」
ベルンド「・・・」