12/01/05 02:03:39.44 VPhzJTsM
(宿屋にて)
アリスファマ「リーダぁ~、お年玉くださいな♪」
桃髪パイ姉「あらあら、そう言えば忘れてたわね…。はい、どうぞ」
眼鏡モンク「姉御ー、俺も俺も!」
桃髪パイ姉「うふふ、はい。いい子いい子」
(眼鏡モンクとアリスファマの頭をなでなで)
眼鏡モンク「ちょ…俺は子供じゃ…」
アリスファマ「なでなで~♪みーみー♪」
イケプリ(くっ…羨ましい…!! …はっ、そうだ!!)
イケプリ「おい、海賊」
桃髪パイ姉「あら、何?」
イケプリ「お前達海賊と組んで、だいぶ刻が経った…。よって、その褒美として王子たる私からお年玉を与えられるか…もしくは私の頭を撫でる権利、どちらかを与えてやる!!」(←ドヤ顔)
桃髪パイ姉「あらあら、うふふ。…どちらもお断りするわ」(にっこり)
イケプリ「…なん……だと…!?」(愕然)
桃髪パイ姉「だって、私は海賊だもの。欲しい物は全て奪うわ。…その為に樹海に潜って魔物から素材を奪ってるのよ?」
イケプリ「……ふん、褒美をもたらそうかと思ったが、興が覚めた。貴様になど何もやらんからな!!」
(ダッシュで外へ向かう)
アリスファマ「いいんですか?リーダー…。王子さま、本気で怒ってましたよ」
桃髪パイ姉「ふふ…大丈夫よ…」
(数時間後…羽ばたく蝶亭にて)
イケプリ「あんな海賊風情…早く樹海の肥やしになれ…ムニャムニャ」(←やけ酒の末爆睡)
ママさん「コリャ、ナニかアリマシタナー?イッタイナニがコヤツをココまでサセタノカ?」
桃髪パイ姉「あっ、ママさん…うちの王子様はいる?」
ママさん「オオッ!チョウドよいトコロにキヤガリマシタナ!」
ママさん「…コノ王子サマがイキナリ店にハイッテきて、ソシテまたイキナリエールやら蜂蜜酒をカバカバノミヤガッタノデス。…ンデモッテ、またまたイキナリブッタオレタノデス」
桃髪パイ姉「あら、そうなの?…じゃあ、この人の酒代は私が払うから」
ママさん「オオッ、ネーサンフトッパラ!デモナンデ、ソコまでするんデスカイ?」
桃髪パイ姉「…んー、それはね…」
(イケプリの頭を優しく撫でる)
桃髪パイ姉「まだこの人にお年玉をあげてなかったし、私もお年玉を奪いに来たのよ。ねぇ、王子様?」
イケプリ「ううう…もう食べられない…」(←寝言)
(お年玉と聞いて、夜中だというのに色々とこらえきれなかった。本当にすいませんでした)