11/12/21 00:43:50.35 eInwMzXN
姫子 『・・・あのですね。ファラ子さんに「好き」だとかなんとかって、
どの程度の頻度で言ってたり言ってもらってたりしますか?』
赤ウォリ『は?』
姫子 『・・・』
赤ウォリ『・・・』
姫子 『・・・』
赤ウォリ『・・・照れんなら最初から質問考えとけって。こっちが恥ずかしいわ。』
姫子 『変な質問してすいません。』
赤ウォリ『や、構わないけどさぁ。お前、そんなん気にするタイプだったっけ?』
姫子 『事情が事情なもので。・・・えーとですね、私、
若から好きだのなんだのと言われたりするわけですよ。』
赤ウォリ『惚気ならちょーっとお腹いっぱいかなぁ。』
姫子 『すいません、一瞬敬語やめます。お前が言うな。』
赤ウォリ『ですよねー。』
姫子 『・・・で、ですよ。対する私はどうかといいますとって話ですよ。』
赤ウォリ『・・・言ってねーの?』
姫子 『ちょっとこう、あんな顔色一つ変えずに言えるレベルには・・・』
赤ウォリ『気恥ずかしい?』
姫子 『正直。』
赤ウォリ『・・・まぁ、あいつの性格考えたら、そんな深刻に考えなくてもいい気はするなぁ。
たぶん気恥ずかしくなってるお前さん見て喜んでるんだろうし。
仮に言われなくても、惚れた弱みだっつって納得するタイプだろ、あれ。』
姫子 『それはそうなんですけど、こう、フェアじゃないっていうか、なんというか。』
赤ウォリ『・・・それは俺にゃ解らんかなぁ。まぁ、面と向かって言えないとしてもさ。
なんか代替手段っていうのか?そういうので徐々に慣らしていけばいいんじゃね?』
姫子 『・・・』
赤ウォリ『・・・一応、聞いといていいか?』
姫子 『なんですか?』
赤ウォリ『俺もさ、人並みには友情感じてんだよ。あいつのこと、好きなんだよな?』
姫子 『・・・』
赤ウォリ『・・・』
姫子 『・・・大丈夫です。私は、若のことがちゃんと好きです。』
赤ウォリ『・・・ならいいや。』
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赤ウォリ「(・・・で、だ。)」
若将軍 「最近、姫子が急にあの狐面を被って俺に話しかけようとするんだが、
この奇行に心当たりはあるか?」
赤ウォリ「(・・・面と向かって言えないから面を被るって、なんか違うだろうに・・・)」