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Microsoft創設者の1人であるPaul Allen氏が「Windows 8」に対する意見を述べている。同氏は同製品の大部分を気に入っているが、
一部の機能にはやや「困惑させられる」と述べた。
Microsoftは同社の最新OSを2012年10月にリリースする予定である。「Windows」のこれまでのバージョンとは異なり、Windows 8は
初めて、2つのモードを提供し、タッチ機能を搭載する。一方のモードは、以前は「Metro」インターフェースと呼ばれ、現在は「Windows
8スタイル」と呼ばれているもので、タブレット向けに設計されている。もう一方のモードは従来の外観に近く、従来型のPCをターゲットと
している。
Allen氏はブログ投稿で、Windows 8を詳細に分析し、ユーザーによる一部の機能のカスタマイズを支援するためのスクリーンショット
やヒントを提供している。同氏は結論として、同OSはこれまでよりもかなり「動作が機敏で応答性に優れて」おり、新しいタブレット機能は
「大胆で革新的」であるとした。しかし、デュアルモードはユーザーにとって、かなり紛らわしい可能性がある。特に、「Internet Explorer」
などの同一アプリケーションの2つのバージョンを同時に起動して実行できるという点がそうである。
「ユーザーが2つのモードを持つ新しいWindows 8に慣れ、快適に操作できるようになるまでには、短い適応期間が間違いなく必要だ」
とAllen氏は記した。
1つの理由として、Windowsでは、デスクトップをデフォルトのビューとしてシステムを起動することができない。これをオプションとして
ユーザーに提供するべきだとAllen氏は述べる。システムはWindows 8スタイルで起動してしまう。また、検索や設定といった重要な機
能にアクセスするための「Charms」バーは、ユーザーが簡単にわかるようになっていない。
Allen氏が最も「困惑させられる」と感じたのは、従来型のデスクトップユーザーとして新機能に適応することである。例えば同氏は、
複数のモニターの使用を難しく感じ、また、同氏が望んでいないにもかかわらずOSが2つのモードを切り替える場合があるとした。
「個人的には、ほとんどすべての場合において、自分が使用中のモードをWindowsに変更してほしくないと私は思った」とAllen氏