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WBC問題で露呈!NPBの無能ぶり
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加問題を巡り、日本野球機構
(NPB)がわざわざ渡米してまで臨んだ大リーグ機構(MLB)との交渉は案の定、
決裂した。それも当然だろう。NPB側のお寒い限りのお家事情は、目を疑う
ばかりなのだから。
「条件は変えない。NPBと日本選手会の問題だ」というのがMLB側の答え。
NPB国際関係委員会・島田委員長(日本ハム球団代表)と下田事務局長は、
あえなく15日に手ぶらで帰国となった。
プロ野球選手会が「WBCでの日本代表のスポンサー権やグッズ販売権をNPBに
譲渡しなければ、参加しない」と議決したことが発端のこの問題。NPBは選手会を
翻意させることを目的に交渉に向かったが、危惧した通り「米国まで行って交渉したが
ダメだった」というアリバイ作りに終わった。交渉力、政治力以前の問題を抱えている
NPBだから当然の結果といえる。
信じられない話だが、加藤良三コミッショナーはいまだに「大事な国際試合の
WBCは、金目の問題ではない」として、選手会のボイコットは収益配分率の問題だと
思い込んでいる。MLBと大リーグ選手会がそれぞれ33%ずつで、日本は13%。
この収益配分率の格差に不満を持っている選手会がアップを要求していると誤解、
固く信じているのだ。
そんなコミッショナーに正しい現状を伝えるNPB事務局関係者、12球団代表が
1人もいないのかと、あきれかえってしまう。そもそも、ミスリードしたのは誰なのか。
この信じがたい現実を目の当たりにすると、MLB側から「日本側の問題」と
一蹴されるのも当たり前。身内であるべき選手会を説得できないのだから、自業自得
というしかないだろう。
(夕刊フジ編集委員・江尻良文)