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女子野球の世界一を決める第5回ワールドカップの決勝が19日、当地で行われ、日本が大会3連覇を果たした。ライバル米国を3―0で封じて歓喜に浸ったが、サッカーの「なでしこ」的な存在となるには時間がかかりそうだ。
「少しでも野球をやる選手が増えるとうれしい。つらい時期もあると思うが続けてほしい」。今大会通算3勝0敗、防御率0.33で最優秀選手賞に輝いた磯崎由加里投手(尚美学園大)は、喜びの言葉もそこそこに「後輩」を気遣った。
日本女子野球協会の長谷川一雄会長によると、女子野球の競技人口は硬式が800人、軟式が3000人程度。
小学生では男子に交じって活躍することも珍しくないが、高校や大学レベルではプレーする場が極端に少なくなり、有望選手は他競技に流れる傾向がある。
磯崎選手も野球を続けるため、故郷山口県から埼玉県内の高校に野球留学した。女子プロ野球が発足し、女子野球部を設置する高校も増えてはいるが、競技環境としてはまだまだ不十分だ。
準優勝の米国も状況は似ている。米代表コーチのエド・クラカズ氏は「競技人口さえ把握できない。みな大学ではソフトボールに行ってしまう」とぼやく。
日本の新谷博監督は「これだけ頑張っている女の子たちがいるということを日本の人たちに知ってほしい」。チームの愛称「マドンナ・ジャパン」が広く知られる日を待ち望んでいる。
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