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【甘口辛口】4月24日
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巨人は一体どうしたというのだ。最近めっきり減った日曜夜の地上波ナイター中継、
ヤクルト-巨人(神宮)を見たが、負けたからというわけではなく巨人には活気が
まるで感じられなかった。今季2度目の5連敗で早くも借金が7と今季最多だ。
2008年に借金6から優勝したが、7以上からの優勝はないという。
杉内、ホールトン、村田と、お家芸の大型補強を敢行。ぜいたくな戦力にものを
いわせて5月までにはトップに立ち、そのまま悠々独走するのではと思いきや、
まだ6勝しかしていない。この分では開幕(3月30日)から1カ月で10勝も難しい。
予想外の事態に「しょせんは寄せ集め」との声も聞かれる。
投手陣が頑張っても打線がつながらない。「なかなかチームを救う男が出てこない」
と原監督は嘆いた。しかし、なんとか打開策を、とベンチでコーチ陣と必死の形相で
話し合うようなシーンはテレビで見る限り一度もなかったのは寂しい。「この非常
事態、指揮官としてもっと感情をむき出しにしていいのではないか」と指摘する
関係者もいる。
冷たい雨にも見舞われた神宮の観衆は半分にも満たない1万3986人、テレビ
視聴率も8・7%(関東地区、ビデオリサーチ)に留まった。同時間帯のフィギュア
スケート国別対抗戦最終日、勝負に関係ないエキシビションの13・4%(同)に
完敗したのも巨人の存在感のなさを物語っている。
打順をころころ変えず、ひとまずこれからの10試合3勝7敗でもいいから何も
変えずに戦い、悪いところを徹底的にあぶり出すのも一つの手だろう。早く地に
足をつけ一枚岩にならないことには、優勝どころか3位以内も危ないのではないか。
(今村忠)(紙面から)