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【インド社会】「クリケット大国」インドが「サッカー大国」に？
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クリケット大国のインドで今、サッカー・ブームが再燃しそうな気配だ。
2010年、インドでは1億7,600万人がクリケットの試合を視聴したが、これは今さら驚くに値しない。
しかし、この年、1億5,500万人がサッカーを観戦していたとしたら、
それは大きな驚きとなる。2月12日付でエコノミック・タイムズ紙が報じている。
ESPNソフトウェア・インディアのラティンドラ・バス部長（広報担当）は、
「サッカーは現在、インドで最も成長しているスポーツで、クリケットに次いでファンが多い。
02年のFIFAワールドカップ（W杯）は3,400万人、06年は5,000万人、10年には6,300万人が視聴した」と指摘する。
10年はサッカー、11年にはクリケットと、インドではW杯が相次いで開催されたが、
視聴率調査のTAMメディア・リサーチによれば、11年上半期のクリケット視聴者数が
1億9,500万人だったのに対し、サッカー視聴者数も1億2,100万人と、これに迫る勢いを見せた。
北西部のゴア州やケララ州では、すでにサッカーが最も人気のあるスポーツとなっている
(中略)
大都市のオシャレな人々はサッカー英プレミアリーグ（EPL）の試合を熱心にテレビ観戦している。
前出のバス部長によれば、11年のELP視聴者数は前年比20％増の7,690万人に達したという …