12/01/05 11:58:34.97 vcrfpAib
江夏の21球は、江夏本人やその実際の試合より
後年山際淳二が描いたリポートが一冊の本となってから
読み広まった趣が強い。テレビ製作されたのは’80年代の中ごろでしょ。
その試合の瞬間、かなり大騒ぎしていた川崎球場10・19とは
そこが違う。
それに、江夏の21球自体は作品集スローカーブをもう一度の中の一編だから、
知らない人は知らなくて不思議は無い。作品としては同収録の
バドミントン選手のジナジウムのスーパースターとか
シングルスカル選手のたった一人のオリンピックの方が自分には面白いし、
野球に偏らないスポーツエッセイとして読める。