13/11/13 07:11:57.72 kh2VTGQ3
>>399
終盤~ラスト
関ヶ原での恩賞として徳川家康から土佐一国を貰い受け晴れて一国一城の主となったかに思われた山内家であったが
土佐は前の主.長曽我部一族への信仰心が強く領民たちは新.城主になる山内一豊たちに徹底抗戦をしかけてきた。これもまた家康の仕組んだことであった
家康は関ヶ原への参加をギリギリまで東西どちらに着くか決めあぐねていた山内一豊に内心腹を立てており、この土佐の件も山内家の統治能力の低さを口実に彼らを潰す罠であった
一豊の妻ちよ(主人公)は領民や長曽我部の残党の方々と話し合うべきですと夫に何度も話すが
時間もなく、家族や家臣を守るため一豊は一揆を企てた残党をすべて武力で駆逐(皆殺し)にした。
そのことが原因で ちよは体調を崩し病にかかり寝込んでしまう
一豊は自らの行いを悔やみ妻を看病する
目覚めたちよは夫の胸で泣く
この後、山内家は長曽我部に連なる血縁の武士たちやその家族を下士(下級武士)として迎え入れることを決める
しかし、これで和解が計れるわけではなかったが一豊が行った土佐の統治が憎しみによるものではなく土佐の土地と山内家の安泰を願ってのものであることは人々に末永く語り継がれていくのであった。
ー完ー
※うろ覚え
そして物語は260年後の土佐.龍馬伝へ続く
上士と下士。士農工商の身分差別システム。700年続いた武士の世を終わらせ新しい時代の扉を開く運命のもと幕末の勇者.坂本龍馬の物語が始まる