13/03/11 04:36:58.13 tvSE+AN2
長州は基本・放し飼い
生まれる場所を間違えた開明の政治家長井雅楽を松下村塾派が実質粛清して
松下村塾派が台頭する一方で保守派による揺り戻しもあり
土佐は龍馬伝でも描かれてたみたいに
容堂公の地盤が強くない。保守派・藩政改革派(おおよそ容堂派・新おこぜ組)・土佐勤皇党の三つ巴になって
吉田東洋の暗殺で藩政改革派が弱体・保守と土佐勤皇党が野合した事で
京都の学習院勢力と結び付いた土佐勤皇党が一時的に主導権を握り容堂も追認を強いられる
但し、虎視眈々と状況を見ていた容堂と新おこぜ組は八.一八で
土佐勤皇党のバックの学習院勢力が失脚した事で一気に逆転。
薩摩はお由羅騒動に勝利して政権を握った島津斉彬が融和政策をとった事もあって
藩主の権威が上の二つに比べて比較的堅固。
久光が国父になってからも、
誠忠組とのパイプ役となった大久保や小松帯刀などを有為に使いながら
寺田屋で過激派との一線を明確にして振り回される事を避ける。
姉小路事件で京都中央から一時遠ざけられたのは
完全に巻き込まれて会津引いては幕府と完全に対立する危険を考えるとむしろプラスに働いた。