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19話シーン28
御所。玉座に明治天皇。まだ元服前なので角髪で白の袍を着用。御簾越しに左に岩倉たち公卿。
右に春嶽、容堂ら。容堂だけは茶系の裃。他は黒の束帯。王政復古の大号令の宣文を読み上げている。
岩倉は目を落としている。春嶽は公卿たちの顔色を伺っている。容堂は正面の岩倉を睨みつけている。
19話シーン31
角の雪洞が灯っている。三職会議。末席には後藤、大久保も参席している。
容堂が扇を打ち叩いて怒りを露わにし、岩倉に向って文句をいう。それを見ていた後藤は慌てふためく。
岩倉は落ち着いた表情で諫める。春嶽も発言してこの場をとりなす。容堂は落ち着きを取り戻す。
それらの様子を見ていた大久保はスクッと立ち上がり一礼して席を外し出て行く。しばらくして戻り
春嶽、容堂の後ろに進み出て座る。口の動きは見られなかったのだが小声で何か伝えたのか・・・
おそらく岩倉が懐刀を忍ばせて必死の覚悟していることか・・・春嶽は息をのみ仕方のない表情をする。