【2012年大河ドラマ】平清盛 Part149at NHKDRAMA
【2012年大河ドラマ】平清盛 Part149 - 暇つぶし2ch650:日曜8時の名無しさん
12/10/11 11:54:14.73 sHYrntJn
平家内部パートについては、一貫して腹違いの兄弟間の立ち位置の違いと(相対的に仲が良い中での)微妙な軋轢にポイントを置いている。

・家盛(宗子所生)→まじめでおとなしかった家盛の決起は清盛の棟梁の地位を脅かし、その死によって地位は盤石なものとなった。
・頼盛(宗子所生)→棟梁の象徴抜け丸を忠盛から授かり、その後も棟梁清盛を脅かす存在。
独自行動が多く常に離反傾向を隠さない~保元の乱、八条院と組んでのサボタージュ。
・2人と比して母の地位が劣る経盛、教盛の存在感が薄いのは当然である。しかしそれでも早くから文の経盛に武の教盛という風に対照的なキャラに描き分けられ、
独自の 存在感を見せている。いないようでいるくらいで丁度いい2人。
・そして面白闖入者、熊のプーさん薩摩守タダ乗り(忠度)。
・次世代では何といっても、小松家重盛vs主流宗盛他(時子所生)→重盛は清盛と後白河の板挟み(孝と忠)に加えて、時子系との軋轢にも苦しむことになる。
殿下乗合事件あたりから両者の確執が次第に表面化してきた。とりわけ苦悩する重盛の掘り下げは見事。知盛、重衡、惟盛などはこれからの人間だろう。
・妻たちの中では、もちろん時子が最重要。夢見る少女時代から「極道の妻」の現在に至るまで、普段は前面にしゃしゃり出ることなく背後から清盛をしっかり支えている。
それだけに、清盛不在時あるいは大病時という緊急時には、棟梁代行としての存在感が光る。あまり描く余裕はないだろうが、
清盛死後は文字通りゴッドマザーとなる予感を漂わせる。
後白河との「共同統治」さらにはある程度自律した権能を揮った(しゃしゃり出てきた)とされる異母妹滋子とは対照的である。
一方、棟梁の妻=時子とは別に、時忠に煽られる形で重盛疎外に一枚噛み、「一蓮托生」とは矛盾する母の姿も…腹を痛めた子どもがかわいいのは古今東西普遍(不変)の真理か。
・明子は本作でほとんど唯一の恋バナ要員。しかし直截・無粋な清盛のアプローチもあり濃厚ではなかったのは本作らしい。むしろ重盛の母としての意味が大きい。
・経子は重盛に寄り添い苦しみを分かち合う健気な女性として意外なほど重視されており、本作における夫婦の絆パートを代表させるペアとなっている。
・その他、安心・安定の筆頭家人=盛国、家貞、やや脳筋ながら頼りになる侍大将忠清、大物?侍女生田さんに至るまで、個性豊かな構成員たちが平家パートを支えている。



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